こめかみ 打撲 痛み

こめかみのあたりに打撲を受けた時の痛みと処置の仕方

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こめかみは、その名の通り米をかむなどの食べ物を噛み砕くときに動く、耳と目の間にある部分です。
こめかみは頭痛の時などにも痛みを感じる場所であり、打撲や転倒などで衝撃を受けた時に脳へ衝撃を与えることがあります。
脳は心身の動きをつかさどる大切な臓器です。
脳は硬い頭蓋骨で守られており、よっぽどの衝撃でないかぎり、打撲などで頭蓋骨が骨折するということはありません。
しかし、打撲や転倒などでこめかみや頭部に強い衝撃を受けると、脳内が激しく揺さぶられ脳震盪を起こすことがあります。
脳震盪を起こすと、記憶障害や意識障害などを起こしたり、めまい・頭痛・嘔吐などの症状がおこります。
ボクシングや格闘技などで頭部やこめかみ周辺に打撃を受ける人は、脳振盪によるダメージの蓄積によりパンチドランカー症状に陥ることがあります。
こういった職業や趣味を持っている人は、定期的に脳の検査を行うことが最も大切です。
脳のダメージを放置していると、日常生活へも影響を与えてしまいます。

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頭部へ打撲などを受けた人には、まず症状を注意深く見ることが大切です。
吐き気やおう吐・けいれん・意識障害・すぐに眠り込む・手足のまひ・記憶障害などの症状が現れたら、すぐに受診が必要です。
必要に応じて救急車を要請することも大切です。
特に衝撃を受けた部位の痛みや、それ以外の痛みなどを訴えるような場合は注意が必要です。
衝撃を受けたすぐに症状が現れる場合は病院受診の判断がつきやすく、処置の遅れは少ないことが多いですが、衝撃を受けてすぐの時に症状が現れず、少し時間が経過してから頭痛や嘔吐などの症状が現れることがあります。
急性硬膜外血腫などでは、見ためやすぐの症状にあまり変化がなく見逃してしまいがちですが、頭蓋内では出血が起きていて、血の固まりが脳を圧迫して急激に悪化することがあります。
頭部を打った後は、体調の変化を注意深く見ることが大切です。
症状は2、3日後に起こることも、または1,2週間後に現れることもあります。

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