赤や青など内出血の色の変化による違いは
日常生活においてうっかりどこかに体をぶつけてしまうということもあるでしょう。
そうなった時に起こるのが内出血です。
しかし、内出血と言っても赤や青など様々な違いがあります。
このような内出血の色の変化にはどのような違いがあるのか気になるという人もいるでしょう。
打撲などによって皮膚の組織が損傷を受けた場合、その箇所によって内出血の色の変化が起きます。
逆に言えば、内出血の色の変化によってその損傷がどの程度なのかということを判断することも出来るということです。
皮膚の表面近くを損傷した場合には内出血は青色になります。
いわゆる青タンと呼ばれる状態であり、損傷が皮膚の深いところであった場合には黒色に見えることがあります。
また、内出血の色の変化は時間の経過によっても起きます。
出血した場合も血液の色が徐々に変化するように、内出血の色の変化も違いが無く最初は赤色に見えることが多くなっています。
しかし、時間の経過と共に赤色から青色へと内出血の色の変化が起きるのです。
打撲によってよく見られる内出血ですが、医学用語では皮下出血と呼ばれており呼び方だけで症状に違いはありません。
場合によっては青色だったり赤色だったりと違いがあるので心配になってしまう人もいるでしょう。
内出血はまずは赤色のあざが出来ることが多く、これは血液の色によるもので場所や程度の違いによるものではありません。
しばらくすると内出血の色の変化が起きて青色のあざになります。
これは血液中に含まれるヘモグロビンによるもので、ヘモグロビンに含まれる赤い色素が壊れてしまうことで赤色から青色へと変化していくのです。
青色へと変化したあざはやがて黄色へと変化します。
この黄色へと変化した場合には治りかけの状態であり、やがて茶色になって消えていってしまいます。
このように内出血の色の変化は出来たばかりの内出血なのか治りかけの内出血なのかという違いを現れているものであり、赤色の内出血であったり青色の内出血であったりと心配しなくても自然と治癒されていくようになっているのです。
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