打撲が長引く原因とは
打撲とは外部から強い衝撃を受けることにより生じます。
これは通勤通学途中に自転車で転んだ、激しいスポーツをしているときに、対戦相手と衝突した、というときに発生するため、誰でも一度はしたことがあるものだと言えます。
しかし打撲は半月程度で完治することが多いため、そんなに深刻にならないのが常です。
安静にしているうちに治ったという人が少なくありません。
では、その打撲が長引くとしたら、その原因は一体何なのかと言いますと、それは応急処置のまずさにあります。
打撲をした直後だと、患部が熱を持ち、強い痛みを発します。
このとき患部を氷が入ったビニール袋や氷嚢などで冷やしておけば、痛み自体が長引くこともありませんが、多分大丈夫だろうと高を括ると、治りが遅くなるのです。
その原因としては、内出血があります。
内出血はあざができる原因となり、場合によればしこりとなって筋肉の動きを阻害することもあります。
こうなると治療が長引くどころか、最悪の場合手術も必要になるので要注意です。
打撲は先に説明した通り、応急処置をきちんとやれば長引くことはまずありません。
しかし、その後の対応が不適当だと、それが原因で悪化することもあるのです。
これは痛みが引いていないのに、熱いお風呂に入ることがそれに該当します。
お風呂は血行をよくするため、打撲の治療に適していると考える人が多いのですが、熱すぎるお湯は患部に再び熱を持たせる原因となるので、結果的に治療が長引くことになるのです。
このため、治療として入浴する際は、温めのお湯にのんびりと浸かるのがよいでしょう。
これはリラックス効果とストレス解消も期待できるので、かなり有効です。
テーピングなど患部の保護がきちんと為されないのも、治療が長引く原因になります。
これは患部が外部からの衝撃に晒されることになるからです。
そのため、ギプスのようなものは大げさにしても、痛めているカ所をきちんと守れるものを使うようにしましょう。
その上で安静にしていれば、治療はすぐに終わります。
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