打撲が膝に発生した場合に見られる症状と注意点
事故や転倒、スポーツなどの際、膝の打撲を起こしやすいと言われています。
打撲とは、身体を強くぶつけた際の衝撃によって発生する怪我のひとつです。
症状は、腫れ、内出血、痛み、熱感などです。
衝撃の強さやぶつけた部位によってこれらの症状が強く出ることもありますし、軽く済む場合もあります。
膝に発生した打撲の場合、発生原因から見てもわかるように、症状が重くなる可能性が高いと考えられます。
その1番の理由は、膝が関節であるということです。
関節ではない部分であれば、最悪の場合でも骨折を疑うだけですが、膝の場合には骨折はもちろん、靭帯の断裂、関節軟骨の損傷、半月板の損傷など様々な怪我を併発している可能性があるため、症状の現れ方や見た目の状態などを注意深くチェックする必要があります。
骨折は関節の前面にある膝蓋骨という小さな骨に起こることが多いと言われています。
骨にひびが入っているだけでも骨折に含まれ、痛みも腫れも打撲で見られるものより遥かに強く現れます。
痛み、腫れ、内出血のほかに、痺れが起こることがあります。
これは、靭帯や神経などが損傷している可能性が高いと考えられます。
骨が真っ二つに折れる完全骨折や、靭帯の完全断裂などが起きている場合には、関節の曲げ伸ばしができなくなってしまいます。
また、通常の打撲で見られる腫れよりも強い腫れが見られることがありますが、これは関節内に水が溜まっているか、しこりが発生している可能性があります。
関節内の水とは関節液のことで、関節を正常に保つためには必要不可欠なものですが、強い衝撃などを受けて怪我をしたことによって、過剰に分泌されることもあります。
放置しておくとどんどん腫れあがり、変形や歩行困難などの症状が現れます。
しこりは内出血によって起こるものです。
怪我をした直後ではなく、怪我が治っていく過程で現れるものになります。
内出血が起こった部分に繊維化という現象が起こる事で発生します。
なので、怪我自体は治癒の方向へ向かっていることになりますが、しこりはそのまま残ってしまいます。
かなり時間をかけて自然に治っていくこともありますし、そのまま残ることもあります。
目立つようであれば手術で切除することも可能ですが、傷跡が残ります。
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