腹部 打撲 症状

腹部の打撲で見られる危険な症状

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 打撲とは、身体を何かに強くぶつけた際に発生する怪我のことです。
ぶつけた衝撃によって皮膚近くに存在する組織がダメージを受け、痛みや内出血などが現れます。
打撲が発生する原因は、転倒や落下、事故、スポーツなどです。
また、ちょっとした不注意などでも起こりやすいため、毎日の生活の中でいつでも発生し得る怪我のひとつでもあります。
このような場合には症状も軽度なため、何も処置をせずに放置していてもあまり問題はありません。
しかし、最初にあげた転倒や事故などで発生するものは、受ける衝撃が強くなる場合が多く、痛みや内出血が強く現れる可能性があります。
腕や足、背中やお尻などであれば、外からの衝撃にある程度強いので、さほど問題はありませんが、腹部に起きた場合には注意が必要です。
腹部は他の部位と異なり骨がまったく存在しないため、腹筋のみで外からの衝撃に耐えることになります。
人間の本能として、身の危険を感じた時にはお腹を守るという動作が現れます。
しかし転倒や事故などの咄嗟の場合には、その行動が間に合わないこともしばしばあります。

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他の部位とは異なり骨がないことから、腹部に発生した打撲は衝撃が身体の内部に伝わりやすく、痛みの症状が強く現れます。
強い衝撃を受けた際には一瞬呼吸が止まることもあります。
普段からある程度身体を鍛えている人や健康体の男性の場合には、腹筋があるので多少良いですが、筋肉が未発達な子供、筋力の弱い女性や高齢者などの場合には衝撃がダイレクトに身体の中に伝わりやすいため、症状も強く現れます。
また、腹部には内臓が多く集まっているので、強い衝撃を受けたことで内臓を損傷する可能性もあります。
激しい痛み、吐き気や嘔吐、自力で動くことができないなどの症状が見られた場合には、すぐに病院で検査を受けましょう。
これらの症状は時間の経過と共に徐々に強くなることが多いので、怪我をした直後だけでなく、その後の経過観察も大変重要とされています。
また、ある程度時間が経過してから急に痛みが発生することもあるので、怪我の直後に痛みがなかったからといって安心してはいけません。
少なくとも次の日までは、身体の状態を常に確認しておきましょう。

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