打撲の原因や症状や処置・治療方法・対処法
打撲の原因や症状や処置・治療方法・対処法についてのサイトを作成しようと思いました。
打撲してしまったときは、どのように処置をすることが正しいのかよくわからないですよね。
打撲したところを冷やした方がいいと言う人もいれば、打撲したところを暖かくした方がいいと言う人もいます。
また、打撲した患部を高くした方がいいという話もあります。
一体どのように対処するのが一番いいのでしょうか?
ここでは、打撲の処置の基本について整理しておきたいと思います。
まず、最初に打撲の応急処置について確認しておきましょう。
打撲の対処法の基本は、RICE(ライス)だと言われています。
R(Rest)は休むという意味です。
安静にして、患部を動かさないようにするということを意味します。
I(Ice)は文字どおり冷やすという意味です。
打撲した直後は患部が炎症を起こしています。ですから、その炎症を抑えて痛みを軽減させるために、氷や水で冷やすとされています。
C(Compression)は圧迫という意味です。
内出血や腫れを極力防ぐために、包帯やテーピングで圧迫して固定します。
E(Erevation)は高く上げるという意味です。
打撲した部分を心臓よりも高い位置にくるようにして安静にしましょう。
足などを打撲した場合には、横になって足を心臓より高くなるように台などに置いておくといいと言われています。
以上が打撲の応急処置の方法だと言われています。
打撲した時はRICEの順番に行っていきましょう。
続いて、打撲したときから数日経過した頃の対処方法についてです。
打撲から数日(2〜4日ほど)が経過すると、炎症がだんだんと収まってきます。
しかし、この時にも応急処置の時と変わらずに冷やし続けていると、回復が遅くなってしまう場合があるので注意が必要です。
そもそも患部を冷やすのは初期症状である炎症を抑えることが目的です。そのため、炎症が治まった後は冷やす必要はないのです。
炎症が治まってきた頃、打撲のあった場所は内出血によって血液が不足し、酸素が足りていない状態になります。
この状態で冷やしてしまうと、血流が悪くなってしまいます。そして、さらに酸欠状態になってしまう恐れがありますので注意が必要です。
むしろ、このタイミングでは患部をあたためて血行を良くした方が回復が早くなります。
カイロや温感湿布などを利用して、血行を良くしましょう。
今回の記事はいかがでしたでしょうか?
打撲した患部を冷やすことも温めることもどちらも正しい対処方法ではあります。
しかし、冷やすタイミング、温めるタイミングを間違えると、打撲の症状を悪化させることもあるのです。
打撲した時は、まずは冷やして、後からあたためるということを覚えておきましょう。
当サイトでは、このように打撲の原因や症状や処置・治療方法・対処法に関する情報をどんどん提供していきたいと考えています。
当サイトを御覧の皆様が少しでも早く打撲の症状を治療していけるよう、役立つ情報を発信していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
当サイトのカテゴリー一覧です→頭部・後頭部の打撲と症状と処置方法
打撲の痛みはいつまで?痛みがとれない期間は?
打撲で腫れがひかない時の処置(すね・固い)
膝の打撲の治らない痛み続く症状を早く治す処置や完治(曲げると痛い・テーピング)
打撲の処置におすすめの湿布や効果!!
太もも・太股の打撲の処置やテーピング
打撲と骨折の判断や見分け方
打撲と内出血のしこり(しこりが残る・治療・痛み)
記事の内容は気に入っていただけましたでしょうか?
もしも当記事を読んで気に入って頂けましたら、 ソーシャルメディアボタンで共有して頂けますと非常に嬉しいです。 ツイート- (2020/11/13)打ち身と打撲の違いは言葉のみで意味は同じを更新しました
- (2020/10/11)打ち身や打撲でお風呂に入るのはを更新しました
- (2020/06/13)打ち身や打撲は内出血による処置を行うこともあるを更新しました
- (2019/12/16)おでこにできることが多いtannkobuの存在を更新しました
- (2019/08/19)たんこぶの医療用語とドイツ語表記とは?を更新しました